最近の釣りブームと、初心者にこそ知ってほしい魅力
ここ数年、アウトドア人気の高まりとともに「魚釣り」が再び注目されています。SNSでは「釣ってその場で食べた!」なんて投稿もよく見かけるようになり、休日に家族や友人と気軽に楽しめるレジャーとして人気が拡大中です。
でも、いざ自分がやってみようと思うと…
「道具を揃えるのが大変そう」
「知識がないと始められなさそう」
と感じて、一歩踏み出せない人も多いのではないでしょうか。
実は、釣りって思っている以上にシンプルで、初心者でも楽しめるスタイルがたくさんあります。さらに最近は100均で販売されていいるものだけで釣りをはじめることができます。今回はその中でも「手軽に始められて、しっかり魚も釣れる」おすすめの釣り方を3つご紹介します。
おすすめの釣り3選!
- 堤防でワイワイ楽しむ定番「サビキ釣り」
- シンプルに投げて待つだけ「チョイ投げ」
- 探検気分でワクワク「穴釣り」
1.探検気分でワクワク「サビキ釣り」

サビキ釣りは「サビキ仕掛け」と呼ばれる針にカラフルな疑似エサが付いたものを使い、カゴに「アミエビ」という小さなエビを入れて海に落とすだけです!
堤防に仕掛けを落とすだけで、アジやイワシといった大衆魚が狙えるのがサビキ釣り。エサは「アミエビ」と呼ばれる小さなエビを使い、魚の群れが回ってきたら入れ食い状態になることも。小さなお子さん連れや釣り未経験者でも、手軽に「魚が釣れる楽しさ」を体感できます。
私も始めての魚釣りは3歳の頃にしたサビキ釣りでした。大人になった今でも友人や恋人と一緒にサビキ釣りをすることもあるくらい楽しい釣りです。なんといっても簡単に釣れるので魚釣り初心者さんでも魚を釣った時の感動や喜びを体験できると思います。
仕掛けも簡単でおそらくダイソーだけでそろうと思います。左の写真に写っている針と餌を入れる青いかごは実際にダイソーで購入したものですがちゃんと狙いのアジを釣ることができました!釣具屋さんは涙目ですね。
釣れたアジは南蛮漬けや唐揚げで食べるのがおすすめです!!なんといっても自分で釣った魚を自分で食べるのは魚釣りでしか味わえない醍醐味です!ぜひ試してみてください!
2.シンプルに投げて待つだけ「チョイ投げ」

ちょっとした砂浜や堤防から仕掛けを軽く投げる「チョイ投げ釣り」では、キスやハゼなどがターゲット。竿に「天秤仕掛け」とオモリを付け、エサはイソメやゴカイを使用。仕掛けを少しだけ沖に向かって投げ、あとはゆっくり引いたり待つ釣りです。竿を少し投げてあとは待つだけというシンプルさが魅力です。
ピクピクッと竿先に伝わるアタリ(魚が餌に食いついたときに竿やリールに伝わる感覚)を感じた瞬間は、初心者でも思わず笑顔になること間違いなしです。この「アタリ」の感覚はほんとに病みつきになります。たまりません。
サビキ釣りと違って仕掛けを投げる必要があり仕掛けも複雑になるので少し難易度は上がります。それでも初心者からできる魚釣りの代表格には間違いないです!釣れたキスは煮つけや刺身で食べると最高においしいです!
3.探検気分でワクワク「穴釣り」

テトラポットでの穴釣りは、まるで宝探しをしているようなワクワク感を感じれる釣りです。使う道具は短めの竿にブラクリ(オモリと針が一体になっているもの)をつけただけの仕掛けを使います。エサはイソメやオキアミで十分です。テトラポットの隙間に仕掛けをそっと落とし、竿を上下に軽く動かすだけで魚を誘うことができます。遠くに投げる必要はなく、足元で釣れるので初心者さんでも簡単にできます。
穴釣りで狙える魚は、堤防釣りの定番であるカサゴやメバルといった根魚が中心です。さらに運が良ければ「キジハタ」という高級魚が掛かることもあり、その瞬間の喜びは格別です。
ただし、テトラポットの上は足場が不安定で滑りやすく、転倒すると大きな事故につながる可能性があります。特に波がかかる場所や雨のあとは危険度が増すので、必ず滑りにくい靴を履き、安全を最優先にして釣りを楽しむことが大切です。穴釣りはシンプルで楽しい反面、こうした注意点を守ってこそ安心して楽しめるレジャーになります。
釣り上げた魚は食べても非常に美味しく、カサゴは煮付けに、メバルは塩焼きに、キジハタはお刺身にしても絶品です。自分で釣った魚をその日のうちに食べるという特別な体験をすることで魚釣りにハマってもらえたら幸いです。


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